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「聖書とキリスト教を知る」新十四日派教本

2021.02.17 (Wed)

この度、新十四日派としての教理教本を発刊するに至りました
「聖書とキリスト教を知る」と題し
「キリストはなぜ到来したか」を当該一冊目の副題とし
新十四日派の教理の基礎を周知するものです


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amazonから発刊

電子版なので、この通販サイトに登録し、Kindleの読み込みアプリを介し
ログインすればどの端末からでもその都度読めます
クレジットカードを使わずにも購読できるとのことです
コンビニ決済、ATM、ネットバンキングなどの支払い方法も選択できるようです。⇒アカウント作成方法


諸教会の一般の方々への教理教育が意外に整っていないという実情をあるようで、このような「教理本」を「教会のキリスト教解説」と見られるところがあるかもしれませんが、これらは原始キリスト教に基く教えを解説するものでありまして、一般的な教会の教理の解説をお望みの方には向くものではありませんのでご注意願います。

さて、「新十四日派」と銘打って新しい聖書理解をSNS上に公開して十年以上が経過しておりましたが、キリスト教には初心者である読者を対象とした明確な教本は初めての公表となりました。
その間、創世記から黙示録までに込められた教理教本を仕上げなかった理由には、聖書の黙示や預言の終末への視界がいくらか途切れていたところがあります。

何らかの仕方で教程本を作る方法もあったのでしょうけれども、これまでの自分の経験からするなら、聖書全体の理解が一応は一巡しないことには、先端的理解が分かると同時に基礎に近いところまで見直すような影響を及ぼすことが時折ありましたので、近年ようやく聖書理解が一周したかの感があり、今の時点で、ようやくこの書を出版するのは遅いようでも慎重を期して良かったのではとも思えるところです。

当然ながら霊感を受けて書いたのでない以上、新十四日派の教理としたものがそのまま正しいという確証もなく、また教本とはいえ子供にも分かるものではありませんが、平易な言葉を用い、蓋然性の高い事を取り上げ、省略できるものを大胆に捨てるつもりでは書あります。結果140頁程度の手頃な分量で、とりあえずの基礎の網羅として落ち着いたと思えるところです。

聖書にもキリスト教にも関心をお持ちの方でも、部分的な講釈ではなく、全巻にわたって首尾一貫した理解を願う必要にお応えできれば努めも報われるところです。ここに込められた内容は、人生訓や処世術のようなものではなく、まったく『この世』という人間の生まれ落ちる不条理で空虚な世界を糾弾するものです。そこに神の摂理など存在もせず、悪魔の言いなりになって利己心が横行し、創造の意図から逸脱している労苦の獄屋であり、人はみな出エジプトの時のように解放を待つ『罪』の奴隷です。

この前半の書では、人間という存在に苦難がついて回る根本的原因から解説を始め、早くもエデンで語られた解決のための神の手立て『女の裔』を巡って聖書が展開してゆくところを解説します。
この一冊の本だけでも、千年期に至るまでの概要はつかめるよう編集してあります。
アブラハムへの約束、モーセの律法契約、捕囚と回復、バプテストの現れとユダヤへの裁きの予告、キリストの到来と働きの意義、聖徒らに受け継がれたキリストの業、キリストと聖徒らによる『神の王国』の支配と贖罪、霊と魂の意味、信仰とは何か、など基礎的な項目は網羅しました。
聖書の概要を一通り知りたい読者の必要に応じられるよう願っております。


これらの内容は2020年秋から、エイレナイオスのブログ上に掲載してきたものに
二章を補筆、全体に訂正を施し、セクション分けをしました。
(紙媒体の場合には、もう少しの工夫をしたいとは思っております)

聖書とキリスト教を知る
- キリストはなぜ到来したか -


1.キリスト教の目的
§1.「この世」とは何か - 5 -
§2.神とは何者か  - 7 -
§3.人間の抱える問題とキリスト - 9 -

2.『罪』という死の原因
§1.悪に傾く危険性 - 11 -
§2.究極の倫理的選択 - 13 -
§3.悪魔の素性 - 14 -

3.神の人類救出の手段『女の裔』
§1.ヘビを無に帰させる何者か - 19 -
§2.死後の世界を吹聴する悪霊 - 20 -
§3.信仰の人アブラハム - 22 -
§4.国民となるイスラエル - 25 -
§5.不信仰から捕囚とされる - 27 -

4.メシア=キリストの現れ
§1.神の沈黙が破られる - 30 -
§2.『新しい契約』を仲介するメシア - 33 -
§3.律法をただ一人成就したメシア - 37 -

5.天に建てられる『神の王国』
§1.「天国」ではなく『天の王国』 - 41 -
§2.ユダヤ人のただ中に来ていた王国 - 43 -
§3.真のイスラエルを集めるキリスト - 46 -

6.俗なる「世」と聖なる「安息」
§1.俗なる『この世』の始まり - 51 -
§2.空しい世の人生 - 57 -
§3.安息日の主であるキリスト - 60 -

7.子羊の犠牲による祭司団の現れ
§1.エジプトを出る『過越し』の食事 - 65 -
§2.神に買い取られた人々 - 67 -
§3.『神の子羊』イエス・キリスト - 70 -

8.キリストの贖いによる聖霊降下
§1.聖霊とは何か - 75 -
§2.様々に働く霊 - 78 -
§3.注ぎ出された奇跡の聖霊 - 81 -
§4.聖徒の身分を証しする聖霊 - 83 -

9. 『火のバプテスマ』に焼かれるユダヤ
§1.籾殻を集めて焼くキリスト - 88 -
§2.キリストに予告された滅び - 91 -
§3.律法体制の過ぎ去った後に - 96 -

10.聖徒と信徒
§1.アブラハムの裔と諸国民 - 102 -
§2.大祭司キリストと共に働く祭司団 - 104 -
§3.キリストと聖徒たちの千年支配と贖罪 - 108 -
§4.神の名を唱えて救われる - 113 -

11.『魂』として保存される人類
§1.動物にもある『魂』 - 117 -
§2 血で表された『魂』 - 118 -
§3. 神はすべての魂を所有する - 121 -
§4.神が悪や苦を許している理由 - 125 -

12.信仰というもの
§1.濃い暗闇に住まう神 - 128 -
§2.主の僕は争わず - 131 -
§3.神と子と聖霊 - 133 -



以上、上巻 全141頁


なお、同じ「聖書とキリスト教を知る」の表題で、終末の黙示や預言の指し示す将来の「終末」を扱った「下巻」に相当する「再臨のキリスト」と副題するもう一冊も続けて発刊の用意を進めております。

こちらは、上記の上巻が初臨のキリストの意義を伝えるのに対して、それを鏡像のようにしてキリストが再臨するときに何が起ると聖書が述べるかに焦点を合わせており、二冊が対になるものです。

本来は「聖書とキリスト教を知る」と題する一巻の書とするつもりで、厚手にならず150頁ほどのものを目指したのですが、最低限必要を思われるものを網羅しようと書き進む内に、300頁近くなってしまうようになり、「手軽で読み易い」という当初狙ったコンセプトから逸脱してしまいました。やはり教科書は読みやすく薄い方がありがたいものです。

一応は全体像をレジュメにまとめて書き始めたのですが、書き進む内に思わぬ方向に筆が進み出し、気づけばキリストの初臨と再臨とではっきりと二分される内容となったことから、ふたつの書に分ける事と致しました。

下巻の内容は、黙示や預言書を包括的に扱い、新約との関係性を終末の出来事に組み上げたもので、筆者の十年以上にわたる聖書探求から、能う限り凱旋性の高い事柄をまとめております。
とはいえ、未然の事柄が内容ですので、独断とならぬよう仮定文を多用しましたが、もちろん筆者としましては、慎重を期したつもりではあります。
然りながら、今後の次第では何か変わる可能性もあり、その点、分冊であることが有用となるのかも知れません。それにしても、類を見ない終末理解の全体像ではありますが、ほとんどの箇所で複数の聖句や史料を支持を根拠としましたので、まったく的外れとはならないことでしょう。

こちらも加え、みなさまのご購読とご感想など頂けますなら幸いに存じます。

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こちらは現在準備中で、3月中に上梓できるものと思われます。



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