FC2ブログ

2017年 主の晩餐

2017.03.17 (Fri)

本年のニサン月14日は

4月9日の日没から始まり、翌10日の日没前までとなりました。
第一世紀の西暦33年に当たるユダヤ陰暦の同日の間に、イエス・キリストが捕縛され犠牲の死を遂げられています。

それはパリサイ系ユダヤ教徒が「過越し」とするニサン月15日の前の(ヨハネ18:28)「準備の日」でありました。(ヨハネ19:42)

最後の晩餐となったイエス一行の過越しの食事「セデル」は、ユダヤ体制派に一晩先んじて行われ(マルコ14:1-)
使徒ヨハネが繰り返し、出エジプトの前夜の子羊の犠牲とイエスを関連付けるように(ヨハネ1:29/19:36)
キリストは、同じニサン月14日に屠られる子羊であることが示されました。

それは、モーセに命じられた『代々定めなく守られるべき夜』であり(申命12:17-18)、エジプト最後の晩の犠牲の雄子羊が指し示したのは『世の罪を取り去る神の子羊』(ヨハネ1:29)でありました。

出エジプトの際に屠られた子羊が、イスラエルの長子を贖い、レヴィ族を聖なるものとして取分けたように(民数2:13-)
キリストの犠牲は、人類の『初穂』(ヤコブ1:18)となる聖なる人々を聖霊の注ぎによって最初に贖い始めました。(ローマ8:33)

この人々は第二世紀頃に絶え、キリストの不在が始まって以来、現在まで存在していません。(ルカ19:12-)
しかし、この世が終末を迎える不定の時には、再び現れることが聖書から読み取れます。

終りのときに、彼らは聖霊によって為政者の前に引き出され、聖霊の言葉を語ることがキリスト自身によって予告されており
それによって、『天地を揺るがす』ほどの世界宣教が僅かな期間に行われ、この世は裁きに至ることも聖書は明らかにしています。
 (ルカ21:12-/ヘブル12:25-/マタイ10:18/黙示11:3/ヨハネ16:8-)

この世が終わりを迎えるということは、世界の破滅や大破壊を意味するわけではありません。
むしろ、アダムの子孫が味わってきた『罪』のもたらす虚しさや苦悩からの解放(ローマ8:19-)
また、人々を贖罪し、新たな社会秩序をもたらす『神の王国』が非常に近付いた事を意味します。(ルカ21:28)
それは老化と死や病という人に巣食う罪の重荷、また政治と宗教という社会悪の一掃を成し遂げるでしょう。

しかし、それも聖霊が再び注がれ『聖なる者ら』が現れなくてはなりません。(ダニエル9:27)

今日の信ずる者らは、『切なる思いで神の子たち(聖なる人々)の出現を待ち望む』べき理由があり(ローマ8:19)、キリストと彼らとの繋がりを確認するこの『主の晩餐』の儀礼を、年毎の『主の渡された晩』(コリント第一11:23)に設えて、地から神の前にその信仰に基づく願いを表す事が出来るでしょう。

それはキリストの臨在に際して、直ちに扉を開けて迎え入れる用意のある証しであり、主自身が終末にそのような信仰者たちが居ることを予告しています。(ルカ12:36-)

旧約聖書では、聖なる者らは『シオンの子ら』として語られ、その母親は『シオン』という寡婦ではありますが、『シオンの子ら』はバビロンの囚われから解放される時に至ると、寡婦であった『シオン』の許に多くの『子ら』が現れることになります。(イザヤ49:21)
そこでイザヤ書は『シオンよ、覚めよ!光を放て!』と云っています。(イザヤ60:1) それはいつのことでしょうか?

この信ずる人々こそが黙示録12章の太陽、月、星の光を持ち、子を生み出す『女』として、終末の場面に再び描写されているものでしょう。
ですから、聖霊が再び注がれ『聖なる者ら』が現れるその前に、信ずる者らはいち早く『目を覚まして』いなければなりません。
然もなければ聖徒も現れず、終末も来ないことでしょう。(ルカ18:8)
(⇒「シオンの娘の謎を解く」

そこで、初穂として贖われる『神の子ら』の役割を理解し、『切なる思いで』『待ち望む』人々が地に存在していることを『主の晩餐』を通して示すことになります。

赤葡萄酒と、全粒粉で焼いた無酵母パンによって
原始キリスト教十四日派の仕方で「主の晩餐」を再興し、この儀礼の本来の意味に立ち返り、どれほど少数であったにせよ、地に『神の子たちの出現を待ち望む』信ずる者たちが存在することを示すことができるでしょう。
それは、キリストの臨御に対して、すぐに扉を開けて用意のできた宴席を提供することにもなるでしょう。


毎年、各地の皆様の挙行があることを心強く感じております。
式次第は特にありません、二つの表象物を置いて、一定の時をお過ごしください。
この儀礼の意義は、表象物に預かるべき聖霊注がれた者の現れを願うところにあります。
それぞれの場所で聖書を読むことや、この儀礼の意味を再考する時間とすることもできましょう。


私は、東京都板橋区内で行いました。
あるいは、ほかに十四日派に倣いパスカを行われた方は
本ブログのメッセージなどをご利用のうえ、林 までにご連絡ください。


現在のところ -4月26日-

北海道2か所(道央)(道南)
青森県1か所
埼玉県1か所
東京都1か所
富山県1か所


以上の知らせをいただいております。
合計人数8人











関連記事
back-to-top